読書とキャンプとその他諸々

本のレビューと時々キャンプについて投稿します

春先の初キャンプで気をつけること(防寒、枕、季節・曜日)

先日、ついに待望の初キャンプを体験しました。

全体的にはとても楽しかった!

しかし、色々と後悔した点もありました。

それが、防寒対策と枕と季節・曜日です。

防寒対策

特に、寝る時の防寒対策が甘かったです。

キャンプをした日の夜は、天気予報だと気温は5度くらい。

服装は、スキーをするときのアンダーウェア(上下)に、上はTシャツとスェット、下はジーパンとオーバーパンツを履いて、お腹のところに貼るカイロを一つ。

装備は、冬用寝袋(0°〜5°)、インフレータブルマット、毛布、テント(冬対応で風は入って来なかったです)。

以上の装備で、いざ就寝。

最初の方はまだ耐えられましたが、時間が経つにつれて、どんどん寒さが増してきます。

特に、足元と顔、この2箇所が特に寒さを感じました。

足元は、靴下を二重に履く、もしくは湯たんぽを用意して寝袋の底に入れておくといった対策が必要かと思います。

顔は、寝袋から出ているところなので、潜って顔を寝袋の中に入れるか、毛布をかぶるとマシになると思います。

また、天気予報だと5度だったのですが、朝起きてみると、周りは霜が降りていて、実際の気温は絶対に5度ではなかったです(1度とか2度くらい)。

なので、冬のキャンプは、天気予報の温度よりもさらに低くなると思って、対策をした方がいいと思います。

キャンプで寝られないというのはキツイので、ぐっすり寝られる環境を整えておいた方がいいと思いました。

寝られる環境という点においては、枕も重要だと思いました。

自分は、枕が好みでないと寝つきが悪くなる質なので、枕がないことも寝られなかった原因だと思います。

今回は、上着のダウンを丸めて枕の代わりにしたのですが、硬さや形が合わず、寝られませんでした。

普段から枕がないと寝られないと言う人は、キャンプ用の枕を用意しておいた方がいいと思います。

季節・曜日

地味に失敗したな〜と思うのは、季節と曜日選択です。

今回のキャンプは、春先というオフシーズンの月曜日と火曜日という日程でした。

キャンプをする人自体が少ない季節の平日にキャンプをすると、他にキャンプをしている人は少ないでしょう。

実際に、今回のキャンプでは、周りに他のキャンパーは1人もいませんでした。

キャンプをする前は、他に人がいないからのびのびキャンプができると思っていましたが、実際にキャンプ場に自分たちしかいないと怖いものです(今回は2人で行きました)。

キャンプ自体に慣れているとそんなこともないのかもしれませんが、初めてのキャンプで周りに誰もいないというのは、色々と不安です。

なので、最初の泊まりキャンプは人が多そうな春から秋の土日にするのが、無難だと思います。

まとめ

色々と後悔した点を挙げましたが、全体的にはとても楽しかったです。

外で食べるご飯や、焚き火、テントで寝ることなど、普段とは違う体験がいっぱいで特別感のある二日間でした。

今回のキャンプの反省点を活かして、次のキャンプはもっと良いものにしていきたいです。

花粉症で春の訪れを感じる。闘いの始まり。

春の訪れ。

この言葉を聞くと、皆さんは何を連想するでしょうか?

梅の花や桜の花、雪解け、卒業式なんかを思い浮かべたりするのではないでしょうか。

私も今日、はじめて春の訪れを感じました。

しかし、花の芽吹きや春の行事で春を感じた訳ではありません。

私が春を感じたのは、目の痒みと鼻水でした。

今年も、この季節がやってきたかと、気が重くなってしまいます。

冬の手荒れやしもやけからやっと解放されたかたと思ったら、次は花粉症です。

気が重いです。

とりあえず、今日は薬局で花粉症の薬を買ってきました。

明日は、鼻セレブと目薬を買ってきます。

今年こそは、花粉症に勝ちます。

闘いの始まりです。

キャンプ道具どれから揃えたらいいの?…「はじめてのキャンプ for Beginners」

[rakuten:book:20620577:detail]

「キャンプを始めたいけど、何から始めたらいいかわからない。」

そんな人は、最初に「はじめてのキャンプ for Beginners」を買いましょう。

それはなぜか、この本を読めば…

「キャンプを始めるための道筋が見えます!」

キャンプを始めようと思った時に、何を思い浮かべますか?

多くの人は、「道具を揃えないといけない」と思うのではないでしょうか。

でも、キャンプ道具はたくさんあるので、全部を揃えてから始めようでは、いつまで経っても始められません。

しかし、最初から道具を揃える必要はありません。

道具を持っていなくてもキャンプは始められます。

そして、道具は少しずつ揃えていけばいいのです。

この本では、

・道具を揃える手順

・道具の選び方

・オススメのキャンプ道具…などを紹介しています。

この本を読めば、キャンプを始めるには、何から始めるべきか、道具は何から揃えていくべきかが分かります。

そして、道具選びにおいて失敗を少なくしてくれると思います。

道具を揃える時には、「自分の知識だけで道具を選んでしまう」と失敗が多いと思います。

そして、「ブログやYouTubeの情報で選んでしまう」のも失敗しやすいと思います。

なぜなら、これらは情報に偏りがあるからです。

キャンプには、好みやスタイルがあって、それに沿って道具も変わってきます。

そういったことを理解せずに、情報収集して道具を揃えると、自分の求めるキャンプには合わない道具ばかりになってしまうかもしれません。

この本は、キャンプスタイルの解説や、スタイルに合わせた道具の紹介をしているので、まずはこの本を読んで、大枠の知識を身につけ、その後に補足として、ネットの情報を活用するのがいいのではないかと思います。

夏目漱石「入社の辞」を読んで〜人を巻き込むために必要なこと〜

今日は、夏目漱石の「入社の辞」を読みました。

その中で、「人生意気に感ず」という言葉があり、その言葉に感銘を受けました。

「人生意気に感ず」というのは、もともと漢語です。

この言葉は、「人というのは、損得勘定ではなく、何かを成し遂げようとする強い意志や考え方に共感して、行動するものである」という意味です。

会社の経営理念がまさしくこれだろうと思います。

会社の理念を掲げることで、その理念に共感した人が集まり、積極的に会社の業務に勤めてくれる。

そういった意味でも、会社の経営理念はとても重要であると気づきました。

この言葉を知り、自分の22年間の人生を顧みると、私は今まで誰かを巻き込んで何かをしたことはありませんし、しようと思ったことすらありませんでした。

その理由は、「社会をこんな風にしたい」、「人生でこういったことを成し遂げたい」といったビジョンがなかったからだと思います。

以前読んだ「アウトプット大全」という本にも、『人を率いる為には、「目標」ではなく、「ビジョン」を掲げることが必須です。』とあります。

また、「イマジン?」という小説でも、「心意気には見返りを求めてはならない」という言葉があり、印象に残っています。

「誰かに助けてもらう」、「誰かと協力して何かを成し遂げる」為には、自分にそれを成し遂げたいという強い意志がないといけませんし、強い意志の源はビジョンだと思います。

そして、ビジョンと強い意志があれば、それに協力してくれる人は必ず現れるのだと思います。

ただし、ここで留意しないといけないのは、ビジョンを掲げるのが先であるという点です。

ビジョンがあって、初めて行動することができますし、誰かを巻き込むことができるのです。

誰かを巻き込んで何かを達成したいから、ビジョンを立てるのでは、順番が逆であろうと思います。

私の場合は、まだビジョンすらありません。

それは、人生経験が足りないのかもしれませんし、自分への理解が足りていないのかもしれません。

しかし、今回「入社の辞」を読み、「人生意気に感ず」という言葉に出会ったことで、「自分の人生で何を成し遂げたいのか」という問いを考える機会になりました。

今後の生活の中で、自分自身に問いかけていきたいと思います。

この夏目漱石の「入社の辞」は短編で、7分程度で読み終わりますので、気が向いたら読んでみて下さい。

リンク貼っときます。

www.aozora.gr.jp


www.aozora.gr.jp

有川ひろ「イマジン?」を読んで

“有川ひろ”さんの「イマジン?」を読みました。

この本を読んで、自分を顧みることができたと思います。

「イマジン?」は、制作会社に入社した主人公が映画やドラマの制作を通して、成長していく物語です。

この物語には、人としての哲学があふれていました。

「人としてこうあるべきだ」ということがテーマの物語ではありません。

しかし、映画やドラマの制作を通じて主要な登場人物ひとりひとりに、自分の哲学というか、人としての芯のようなものが感じられて、それが私には刺さりました。

特に、制作会社の社長である殿さんの言葉がとても響きました。

私は、物語全体の評価を、登場人物が魅力的かどうかで決めていると思います。

そして、登場人物が魅力的かどうかは、登場する人物に芯があるかどうかだと思います。

そういう点で言うと、「イマジン?」の主要な登場人物は、みんな魅力的でした。

私も、“芯のある魅力的な人物になりたい“と、この作品を読んでいて思いました。

また、登場人物の哲学に対して、「私はそんな人間になれているか」と考えさせられてしまいました。

映画やドラマの制作現場に関わらず、いろいろな人と関わって仕事をする上で大事なことは何なのかを教えてくれた作品でした。

「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編」を読んで

 先日、「スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編」という本を読みました。

この本を読んで、これから新聞やニュースを見るときの姿勢が変わる気がします。

今までは、新聞を読んだり、ニュースを見たりしても、「そんなことがあったのか」と思う程度でした。

記憶にも残らないので、読んだら終わり!

新聞やニュースを見たことで、自分の考えや行動には何の変化もありませんでした。

しかし、この本を読み、経済学がどのようなものかを知ることで、新聞やニュースの重要性を感じました。

この本では、需要と供給、労働や政治など、自分が新聞やニュースでよく聞いたり、学校で学んだりしたトピックについて経済学的な背景や問題点を教えてくれます。

この本を読むことで、自分が何となく生活しているこの社会には、経済学的にいろいろな背景や問題があることを知りました。

そして、そのような世の中の背景や問題を教えてくれたり、自分自身で考えるきっかけをくれるのが新聞やニュースだと気づきました。

経済学的な考え方を身につけることで、「世の中の出来事の背景にはどのような問題があるのか」ということを考えられたり、「そのニュースが私の生活にどのように有利に働くのか。または、不利に働いてしまうのか」ということを考えられるようになると思いました。

そうなることで、ネガティブなニュースに対して必要以上に不安にならなかったり、ニュースを自分の仕事や生活に活かせるようになると思いました。

そうなる為には、

この本を読み返したり、ニュースについて深く考える癖をつけたりして、経済的な考え方を定着させていきたいと思います。

最後のバイトで一期一会を感じた。

今日はアルバイトの最後のシフトでした。

お会いするのはこれが最後だろうという人たちと挨拶を交わしていると、何だか寂しくなってきました。

特にバイトでよくお世話になった人とのお別れは、とても寂しかったです。

バイト先は山口県なのですが、就職後は大阪なので、繋がりはほとんどなくなってしまうでしょう。

一期一会という言葉がありますが、お別れの度に、人との出会いを大切にしようと思います。

社会人になると、また新たな出会いがたくさんあると思うので、その出会い一つ一つを大事にしていきたいと思います。