話の上手な友達の記憶力が良い理由
話が上手な人で、「よくそんな昔のこと覚えてるね」という人いませんか?
私には高校時代の友達でとても話の上手な人がいます。
その友達は私が覚えていないような高校時代のエピソードをはっきりと覚えていて、
久しぶりに会った時は、無限にも思えるように、色々な高校時代のエピソードトークを聞かせてくれます。
「なんでそんな細かいところまでちゃんと覚えているのだろうか」と不思議でした。
単に記憶力が良いからだと思っていたのですが、それだけでは無かったのです。
彼は面白いエピソードが会った時に、誰かに話す習慣があるから、長い時間が経った後も覚えていられるのです。
人間の脳は2週間に3回使った情報は長期記憶になるらしいです。
自分の周りで面白い出来事があったら、
そのことを家に帰って家族に話す。
そして次の日、クラスメイトに同じ話をする。
放課後、部活のチームメイトに同じ話をするといった感じで、
2週間の間に何回も同じ話をすることで、面白い出来事の記憶が長期記憶に保存され、数年が経った今でも鮮明に覚えていられるというわけです。
自分が面白いエピソードトークを持っていない理由は、周りで面白いことが起きなかったから、記憶力が悪いからだと思っていました。
しかし、そうではなく、面白いことが起こった時に、誰かに話すという習慣がなかったからでした。
話す習慣は覚える習慣。
そのことを意識して、面白いことが起こった時には、自分の周りの人にたくさん話していきたいと思います。